Our Teaching Philosophy


働き方や仕事の仕方が日々変わっていく中で、時代にそぐう教育が今まで以上に必要だと私たちは考えています。 多様性を受け入れる柔軟性、そして何より「教養」を身につけることはとても需要なことです。

日本では英語力を測る指数として主に「英検」と「TOEIC」が使われています。スコシアスクールでは英検レベルごとにコース分けをしています。 

英検やTOEICでは時事、経済や歴史問題など「教養」を必要とした問題が多く出題されています。私たちが考える「教養」とは自分自身で得た知識を元に「独自の価値基準」を持つ為の「土台」です。教養は”自分の意思、意見は何に基づいているのか?”を考えるために必要です。そして同じものを見ていても知識に差があれば享受できる情報量にも差が出ます。様々な物事に意味を見出すのには知識が必要で、それは言語能力や海外・自国の知識に止まらず、文化や伝統などの理解に基づく自己認識、人類や環境などの地球社会規模での調和・共存という視点に根ざした暖かい配慮を持つことも重要になります。

また、知らないことや不確かなものに私たち人間は恐怖や不得意さを感じます。「やりたくない」「怖い」という感情を「価値がないから必要ない」と正当化し、切り捨ててしまうのは簡単ですが、”知っていること”で損をすることはあまりないと思います。

「英語」は今や世界の公用語として使われています。「英語」という同じ知識を持つ人々が世界中にたくさん存在しているということは、それだけ得られる情報や関わりを持つことのできるものが増えるということです。また日本では2020年に小学3年生から英語科目が必修化されました。つまり、中学、高校、大学受験、そして就職などこれからの未来に「英語力」が今まで以上に求められていくということです。

社会で求められる人材像や能力をめぐるましく変わる現代で定義するのは簡単なことではありません。しかし一つ確実だと私たちが考えるのは今まで以上に産業のグローバル化が進みます。多様な地域で、様々な人々と関わり、仕事をしていくために「国際感覚」を持つことはとても重要な要素になるのではないでしょうか。また、学んだ知識やすでに知っていた知識(教養)を適用し有効に活用できる能力も持っていないに越したことはありません。

学習は決められた期間だけで学ぶことではなく、持続的に一生涯を通して取り組むべき活動です。自分自身の考え方・行動の仕方やあり方を新たに確立したり、変化させたりするプロセスは学習によっておこる自己認識の変化です。

スコシアスクールの目標は、私たち全員が継続的に学び、互いに共有できる国際的なコミュニティを育成することです。



- The Scotia School of Language